横浜DeNAベイスターズ 埼玉西武ライオンズ
平成24年5月17日    解説:駒田徳広    実況:長谷川太    球場:横浜スタジアム
西武 3 0 0 0 0 0 0 0 0 3
DeNA 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
投 DB : 藤井秀悟〜小林太志〜篠原〜加賀〜山口俊
  L : 岸孝之
勝 L:岸(4勝3敗) 負 DB:藤井(0勝1敗)
S
本 DB :
  L :
DeNA
選手名
1 荒波
2 梶谷
3 筒香
4 ラミレス
5 中村紀洋
6 吉村
7 藤田
8 黒羽根
9 藤井
 先発 藤井秀悟
西武
選手名
1 栗山
2 片岡
3 中島
4 中村剛也
5 秋山
6 ヘルマン
7
8 炭谷
9
 先発 岸孝之

岸が2年ぶりの完封勝利!!今季2度目の4連勝!!!!
開幕から1ヵ月半、なかなか本来の力を発揮できないライオンズ。
しかし5月に入り、遂に背番号7・片岡易之が復帰!
さらには不調で開幕から3連敗を喫し、二軍調整を命じられていたエース涌井が、
全力投球を取り戻すべく、守護神として一軍のマウンドに戻ってくると、
白星こそ思うように掴めないまでも、チームには上昇ムードが漂い始めます。

交流戦を目前に控えた函館でのファイターズ2連戦では満を持してムードメーカー平尾が合流。
打線が開幕戦のリベンジとばかりに斎藤佑樹を1回1/3でKO!2戦目も武田勝を打ち崩せば、
投げては石井一久・西口の両ベテランが吹き荒れる強風にも動じず好投。
2試合共に終盤詰め寄られながらも全員の力で1点差を守りきり、連勝で最下位脱出!

いい形で交流戦開幕を迎え、まずは借金完済を目指すライオンズ。
開幕カードはここまで7年間で通算16勝16敗のタイとなっているベイスターズとの2連戦。
初戦はベイスターズと初対戦の牧田が先発し、ランナーを出しながらも6回無失点。
7回の投球練習中に右足ふくらはぎを攣り、無念の降板で3勝目こそ逃しますが、
この日も安定感のあるピッチングでしっかりゲームを作ります。

そしてなんといってもこの試合の主役はこの男!キング・中村剛也!!
開幕からわずか1HRと苦しんできた4番が、2回の第1打席で4月1日以来、実に30試合、125打席ぶりの2号ソロ、
中村らしいアーチを描き、相性のいい横浜の空に高々と上がった打球はレフトスタンドへ吸い込まれました。
目覚めたキングはこれだけでは終わりません!
同点に追いつかれた直後の8回には試合を決める勝ち越しの3号2ランをバックスクリーンへ叩き込みます。
ベンチでは片岡を筆頭にナインが、ホームベースをまわってきたおかわりくんに手荒な祝福!
最後は新守護神・涌井が最速148キロのストレートを軸に横浜高校の3打者を斬って2試合連続のセーブをあげ、
ライオンズは交流戦開幕ゲームで3年連続の白星、最高の形でスタートを切りました。

大事な2戦目、まず掴むは今季2度目の4連勝、そして見据える先は交流戦初優勝!
明るい雰囲気を取り戻したライオンズは、ベイスターズ先発・移籍後初登板の藤井に初回から襲い掛かります。
先頭の栗山が制球の定まらない藤井の球を見極め四球を選ぶと、
続く片岡は粘って粘って10球目をライト前へ運び、無死1・3塁。
中島への4球目で片岡が走ると、キャッチャー黒羽根の二塁送球が逸れる間に栗山が先制のホームを踏みます!
中島・中村は倒れるものの、5番・秋山が右中間に今季4本目の三塁打を放ち、片岡が生還!!
さらに好調・へルマンのライト線へ落ちるタイムリーで3点目!!!
ライオンズが4試合連続の先制で、試合の主導権を握ります。

援護をもらってマウンドに上がった岸は素晴らしい立ち上がり!
ここのところノリにノっている荒波を内角へのストレート、続く梶谷には外角高めのストレートで、
二者連続の見逃し三振に仕留めます。
筒香もセンターフライに打ち取り、わずか10球で3つのアウトを奪います。

2回から4回まではいずれも得点圏にランナーを背負いますが、
ライナーでの飛び出しゲッツーや、牽制タッチアウトでピンチを脱します。

しかし、ライオンズ打線も立ち直った藤井からなかなか追加点を奪うことが出来ません。
5回には先頭の岸がショートへの内野安打、自身3本目のヒットで出塁しますが、
栗山のショートライナーで飛び出し、ダブルプレーに終わってしまいます。

それでも岸は変わらず危なげないピッチング。
5回から6回にかけては、黒羽根・代打サラサー・荒波・梶谷を四者連続三振!!!!
続く筒香の高く上がった内野フライはマウンド後方にポトリと落ち、嫌な雰囲気も漂いますが、
ここもきっちりラミレスをライトフライに打ち取ります。

ダメ押しの1点を取りたい打線はその後もチャンスを作りながら、ベイスターズリリーフ陣を打ち崩せず…
8回には前日の敗戦投手・加賀を相手に、クリーンナップが三者連続空振り三振に斬ってとられてしまいます。

しかし、岸には初回の3点があれば十分でした。
7・8回もあっさり三者凡退に打ち取ると、9回表の打席にも立ち、いよいよ最終回のマウンドへ…
先頭の代打・石川はレフトフライ、
続く筒香には大きな当たりを許しますが守備固めで入った熊代がフェンス手前でキャッチ、
最後は4番・ラミレスをサードゴロに仕留め、ゲームセット!

岸は9回を109球、打者31人、被安打4、与四球2、9つの三振を奪い、
2010年6月6日の中日戦以来約2年ぶり、自身8度目の完封勝利!!
チームトップの4勝目をあげ、今季ライオンズの先発完封一番乗りとなりました。

ライオンズは明後日から名古屋に乗り込み、セ・リーグ首位を走るドラゴンズとの2連戦に臨みます。
今季初の5連勝、そして6連勝でさらなる勢いをつけてホームに帰ってきてくれるはずです。
先発は函館2連戦で勝利を手にした頼れる両ベテランが予想されますが、もちろん連勝の鍵は打線の繋がり。
この試合はノーヒットに終わった4番・中村ですが、
昨年の対戦で打率.375、2本塁打と強敵ドラゴンズ投手陣を打ち込んでいます!
完全復活を遂げて本拠地・西武ドームでも「でっっっかいホームラン!」打ってみせてもらいましょう!

<次の試合予定>
5月19日(土)15:00開始予定@ナゴヤドーム
中日ドラゴンズvs埼玉西武ライオンズ